台形の面積は、次の公式で求めます。
ここで、 と は平行な2辺、 はその間の垂直な高さです。与えられた辺が垂直ではなく斜めになっている場合、その長さはこの公式で使う高さではありません。
台形の面積の公式
同じ公式は、次のようにも書けます。
この形は大事な考え方を表しています。台形は、横の長さが平行な2辺の平均になった長方形のように考えられます。だから、底辺を足して で割り、そのあと高さを掛けるのです。
もし平行な2辺の長さが等しければ、台形は長方形になります。そのとき公式は次のようになります。
これは、この公式が自然であることを確かめる簡単なチェックになります。
底辺が cm と cm の例題
平行な2辺が cm と cm、高さが cm の台形を考えます。
まず公式を書きます。
値を代入します。
平行な2辺を足します。
掛け算して整理します。
したがって、面積は
です。
ここでは、すばやい確認もできます。 と の平均は なので、この台形は横が cm、高さが cm の長方形と同じ面積になるはずです。実際に、それでも になります。
台形の面積を求めるときのよくあるミス
- 平行でない辺を底辺の1つとして使ってしまう。
- 垂直でない斜めの辺を高さとして使ってしまう。
- を忘れてしまう。
- 平行な2辺の両方を使わず、片方の底辺だけに高さを掛けてしまう。
- 答えを平方単位ではなく、普通の単位で書いてしまう。
台形の面積を使う場面
この公式は、図形の授業、複合図形の問題、平面図、土地の測量図などで出てきます。また、四角形に平行な辺の組が1組あるときは、座標幾何の問題でも現れます。
応用問題では、正しい平行な2辺と、本当の垂直な高さを見つけることが大切です。そこを正しく選べれば、計算はたいてい素直に進みます。
似た問題に挑戦してみよう
平行な2辺が m と m、高さが m の場合で自分でも解いてみましょう。次に、高さだけを変えてもう一度解いてみてください。さらに試すなら、底辺が変わって高さが同じままのときに、何が変わるかを比べてみましょう。