直方体の体積は、縦・横・高さを掛け合わせて求めます。
この式は、、、 が同じ直方体の互いに垂直な辺の長さであり、すべての測定値が同じ単位で表されているときに使えます。Rectangular prism は cuboid とも呼ばれ、どちらも同じ立体と同じ公式を指します。
なぜ直方体では になるのか
直方体は、面がすべて長方形の箱のような立体です。底から上まで、同じ長方形の層が積み重なっていると考えることができます。
底面積は
です。
この同じ底面が高さ だけ続いているので、体積は
となります。
つまり、基本の考え方はシンプルで、体積は「底面積 × 高さ」です。直方体では底面が長方形なので、底面積も簡単に求められます。
例題: cm × cm × cm
ある直方体の縦が cm、横が cm、高さが cm だとします。体積を求めましょう。
公式を使います。
値を代入すると、
掛け算して、
したがって、体積は
です。
答えの単位が cm ではなく立方センチメートルになるのは、体積が三次元の空間の大きさを表すからです。
直方体の体積でよくある間違い
- 単位を混ぜてしまうこと。1つの辺がメートル、別の辺がセンチメートルなら、掛ける前に単位をそろえましょう。
- 平方単位を書いてしまうこと。体積の単位は や のような立方単位です。
- 体積と表面積を混同すること。体積は直方体の内部の空間の大きさで、表面積は外側の面すべての面積の合計です。
- 間違った長さを使うこと。この公式で必要なのは、互いに垂直な縦・横・高さです。
この公式を使う場面
この公式は、物体を直方体として考えられるときに使います。たとえば、配送用の箱、水槽、収納ケース、部屋などです。
実際の物体が完全な箱形ではなく、おおよそ直方体に見なせる場合、結果も近似値になります。それでも、おおまかな容量をすばやく見積もりたいときには便利な公式です。
似た問題に挑戦してみよう
縦が cm、横が cm、高さが cm の直方体でも試してみましょう。3つの辺の長さを掛けて、最後の単位が立方単位になっているか確認してください。
次に、高さを cm から cm に変えるなど、1つの長さだけを変えて新しい体積を比べてみましょう。そうすると、ほかの辺を固定したまま1つの辺だけが変わると体積がどう変化するかがすぐにわかります。