直方体の体積は、縦・横・高さを掛け合わせて求めます。

V=lwhV = lwh

この式は、llwwhh が同じ直方体の互いに垂直な辺の長さであり、すべての測定値が同じ単位で表されているときに使えます。Rectangular prism は cuboid とも呼ばれ、どちらも同じ立体と同じ公式を指します。

なぜ直方体では V=lwhV = lwh になるのか

直方体は、面がすべて長方形の箱のような立体です。底から上まで、同じ長方形の層が積み重なっていると考えることができます。

底面積は

lwl \cdot w

です。

この同じ底面が高さ hh だけ続いているので、体積は

V=(lw)h=lwhV = (l \cdot w)h = lwh

となります。

つまり、基本の考え方はシンプルで、体積は「底面積 × 高さ」です。直方体では底面が長方形なので、底面積も簡単に求められます。

例題:88 cm × 55 cm × 33 cm

ある直方体の縦が 88 cm、横が 55 cm、高さが 33 cm だとします。体積を求めましょう。

公式を使います。

V=lwhV = lwh

値を代入すると、

V=853V = 8 \cdot 5 \cdot 3

掛け算して、

V=120V = 120

したがって、体積は

V=120 cm3V = 120 \text{ cm}^3

です。

答えの単位が cm ではなく立方センチメートルになるのは、体積が三次元の空間の大きさを表すからです。

直方体の体積でよくある間違い

  1. 単位を混ぜてしまうこと。1つの辺がメートル、別の辺がセンチメートルなら、掛ける前に単位をそろえましょう。
  2. 平方単位を書いてしまうこと。体積の単位は cm3\text{cm}^3m3\text{m}^3 のような立方単位です。
  3. 体積と表面積を混同すること。体積は直方体の内部の空間の大きさで、表面積は外側の面すべての面積の合計です。
  4. 間違った長さを使うこと。この公式で必要なのは、互いに垂直な縦・横・高さです。

この公式を使う場面

この公式は、物体を直方体として考えられるときに使います。たとえば、配送用の箱、水槽、収納ケース、部屋などです。

実際の物体が完全な箱形ではなく、おおよそ直方体に見なせる場合、結果も近似値になります。それでも、おおまかな容量をすばやく見積もりたいときには便利な公式です。

似た問題に挑戦してみよう

縦が 1212 cm、横が 44 cm、高さが 77 cm の直方体でも試してみましょう。3つの辺の長さを掛けて、最後の単位が立方単位になっているか確認してください。

次に、高さを 77 cm から 1414 cm に変えるなど、1つの長さだけを変えて新しい体積を比べてみましょう。そうすると、ほかの辺を固定したまま1つの辺だけが変わると体積がどう変化するかがすぐにわかります。

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