パーセントを求めるには、全体が でない限り、部分を全体で割って を掛けます。逆に、ある数の何パーセントかを求める場合は、パーセントを小数に直して掛けます。
この2つの区別を押さえるだけで、多くのパーセントの問題に対応できます。
大切なのは、正しい全体を選ぶことです。基準が変われば、パーセントも変わります。
パーセントの意味
パーセントとは、 を基準に表した比のことです。つまり は、 のうち 、または のような等しい分数を意味します。
このため、パーセントは比較に便利です。成績、割引、アンケート結果など、異なる状況を同じ尺度で比べられます。
例題: のうち は何パーセント?
ある生徒が 問中 問正解したとします。このとき、部分は 、全体は です。
まず割り算をします。
次に を掛けます。
したがって、 のうち は です。簡単に確認する方法として、 は の4分の3であり、4分の3は です。
ある数の何パーセントかを求める方法
すでにパーセントが分かっていて、その量を求めたいこともあります。その場合は、パーセントを小数に直して掛けます。
たとえば、 の を求めるとします。
したがって、 の は です。これは「 は の何パーセントか」を求める場合とは異なり、その場合は先に割り算を使います。
パーセント計算でよくあるミス
全体を間違える
分母には、比較の基準となる全体の量を入れる必要があります。問題の基準が変われば、パーセントも変わります。
パーセントを小数に直し忘れる
は ではなく です。このミスをすると、答えが 倍大きくなってしまいます。
パーセントと変化率を混同する
通常のパーセントは、部分を全体と比べます。一方、変化率は変化した量を元の値と比べるので、基準は最初の数です。
この公式は、元の値が でない場合にのみ使えます。
パーセントが役立つ場面
パーセントは、成績、割引、税金、チップ、利子、アンケート結果、データの要約などに出てきます。異なる大きさの状況でも、同じ尺度で比べやすくなるのが利点です。
似た問題に挑戦してみよう
セール価格やテストの点数で、自分でも似た問題を作ってみましょう。まず全体を確認し、そのあとパーセントを求めるために割り算が必要か、ある数の何パーセントかを求めるために掛け算が必要かを判断します。