一次方程式をグラフにするには、その式を満たす点が必要です。最も速い方法は、式を の形に直し、y切片 を打ってから、傾き を使ってもう1点を求めることです。
式を簡単に書き換えられない場合でも、2つの の値を選び、それに対応する の値を求めて点を打てばグラフにできます。どちらの方法でも、関係が本当に一次であれば、グラフは直線になります。
多くの一次方程式を最も速くグラフにする方法
式を
の形に直せるなら、すぐに次の2つの大事な情報が読み取れます。
- は y切片なので、直線は を通ります。
- は傾きで、ある点から次の点へどう動くかを表します。
たとえば、 なら と読めるので、右に 、上に 進みます。 なら、右に 、下に 進みます。
この方法は、垂直な直線以外ならどれにも使えます。垂直な直線は の形なので、グラフは x軸と で交わる縦の直線です。
例題: をグラフにする
まず、 が1つだけになるように式を書き換えます。
これで y切片がすぐにわかります。 なので、 を打ちます。
傾きは で、これは と読めます。 から右に 、下に 動くと、次の点は
になります。
同じ動きをもう一度すると、さらに別の点として
が得られます。
あとは、それらの点を通る直線を引きます。
最後に、簡単に確認してみましょう。元の式に を代入すると、
なので、
となります。これは点 と一致するので、グラフは式と合っています。
式が の形でないときは?
一次方程式は、2点を求めればいつでもグラフにできます。
たとえば を考えます。 なら なので、1つ目の点は です。 なら なので、もう1つの点は です。この2点を打って直線を引けば完成です。
この2点を使う方法は、傾きと切片を直接読む方法より少し遅いですが、確実です。特に、 のような標準形の式では便利です。
一次方程式をグラフにするときのよくあるミス
よくあるミスの1つは、y切片を間違った場所に打つことです。y切片は のときの点なので、必ず y軸上になければなりません。
もう1つのミスは、傾きを逆に読んでしまうことです。傾きが なら、右に 、下に であって、右に 、下に ではありません。
3つ目のミスは、1点だけ打って直線を引いてしまうことです。1点だけでは直線は決まりません。少なくとも異なる2点が必要です。
また、式を書き換える途中で計算ミスをしやすい点にも注意が必要です。形を変えたら、書き換えた式だけでなく、元の式でも打った点を1つ確認しましょう。
この技能が使われる場面
一次方程式のグラフ化は、代数、座標幾何、そして一定の変化を扱うあらゆる分野の基本です。速さの問題、予算計算、一定の変化をする物理の式、限られた範囲で直線で表せるデータなどでよく出てきます。
大事なのは実用性です。式とグラフを行き来できるようになると、記号だけでなく、その関係を目で見て理解できるようになります。
自分でもやってみよう
を自分でグラフにしてみましょう。まず切片を打ち、傾きを使って2つ目の点を求め、そのあと式に1点を代入して確認します。
もう一歩進めたいなら、まず手で概形をかいてから、宿題の自分の問題を数式ソルバーで試してみましょう。自分のグラフと解かれた直線を比べると、符号ミスや傾きの読み違いに気づきやすくなります。