華氏を摂氏に変換するには、3232 を引いてから 59\frac{5}{9} を掛けます。

C=(F32)×59C = (F - 32) \times \frac{5}{9}

この公式は、68F68^\circ\mathrm{F}95F95^\circ\mathrm{F} のような実際の温度の値に使います。手早いやり方だけを覚えたいなら、順序が重要です。先に引いて、そのあとで掛けます。

公式が2つの部分から成る理由

華氏と摂氏は同じ物理量を表しますが、単純な比では対応しません。ゼロ点も1度の大きさも異なります。

32-32 はゼロ点のずれを補正します。たとえば、水は 32F32^\circ\mathrm{F} で凍りますが、摂氏では 0C0^\circ\mathrm{C} なので、目盛はずれています。

係数 59\frac{5}{9} は1度の大きさの違いを補正します。9F9^\circ\mathrm{F} の温度変化は、5C5^\circ\mathrm{C} の温度変化に対応します。

計算例:68F68^\circ\mathrm{F} を摂氏に変換

68F68^\circ\mathrm{F} を摂氏に変換します。

まず公式を書きます。

C=(F32)×59C = (F - 32) \times \frac{5}{9}

F=68F = 68 を代入します。

C=(6832)×59C = (68 - 32) \times \frac{5}{9}

かっこの中を計算します。

C=36×59C = 36 \times \frac{5}{9}

次に掛け算をします。

C=20C = 20

したがって、

68F=20C68^\circ\mathrm{F} = 20^\circ\mathrm{C}

これは、20C20^\circ\mathrm{C} がよく知られた室温の目安なので、覚えておくと便利です。結果がこのあたりとかけ離れているなら、計算の順序をもう一度確認しましょう。

すぐ確認できる基準点

変換結果が妥当かを確かめるには、次の2つの基準点が役立ちます。

  • 32F=0C32^\circ\mathrm{F} = 0^\circ\mathrm{C}
  • 212F=100C212^\circ\mathrm{F} = 100^\circ\mathrm{C}

もし 32F32^\circ\mathrm{F}0C0^\circ\mathrm{C} 以外になったなら、計算ミスか手順の順序に問題があります。

華氏から摂氏への変換でよくある間違い

32を引く前に掛けてしまう

順序は重要です。必ず先に (F32)(F - 32) を計算します。先に掛けると、答えは間違います。

ただの比例変換だと思ってしまう

この変換は、メートルをセンチメートルに直すのとは違います。2つの目盛には、ずれと倍率の両方があります。

温度差にも同じ公式を使ってしまう

問題が実際の温度の値ではなく温度差についてなら、3232 を引いてはいけません。その場合は、

ΔC=59ΔF.\Delta C = \frac{5}{9}\Delta F.

途中で早く丸めすぎる

もとの華氏の値がきれいな数でないときは、最後まで数桁残しておきます。途中で丸めると、最終的な摂氏の値が思った以上にずれることがあります。

この公式を使う場面

華氏から摂氏への変換は、天気予報、料理、医療、旅行、実験などでよく出てきます。特に、温度が一方の単位で与えられているのに、文脈や教科書、機器がもう一方の単位を前提にしているときに便利です。

物理では、変換しているのが実際の温度の値なのか、温度差なのか、絶対温度なのかを確認することが大切です。式でケルビンが必要なら、摂氏で止めずにケルビンへ変換します。

似た問題をやってみる

同じ手順で 95F95^\circ\mathrm{F}41F41^\circ\mathrm{F} を変換し、暑い日と涼しい日という感覚と答えを比べてみましょう。そのあと、逆向きの摂氏から華氏への変換にも挑戦し、ずれの項がどちら側に移るかを確認してみてください。

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