円の円周を求めるには、半径がわかっているときは 、直径がわかっているときは を使います。円周とは円のまわりの長さのことなので、答えの単位は cm、m、インチなどの長さになります。
問題で半径 が与えられているなら、次を使います。
問題で直径 が与えられているなら、次を使います。
これらの公式が一致するのは、 だからです。
円の円周とは何か
円周は面積ではなく、長さです。円のふちに沿って一周した長さを表し、車輪のまわりの長さや丸いテーブルの縁の長さのようなものです。
もし問題が円の内側の広さをたずねているなら、必要なのは円周ではなく面積です。その場合は別の公式 を使います。
どの円周の公式を使うか
半径が与えられているときは を使います。直径が与えられているときは を使います。
式を切り替えたいときは、直径は半径の2倍であることを思い出しましょう。つまり 、そして です。
直径 14 cm の計算例
ある円の直径が cm だとします。すでに直径が与えられているので、最も手早い方法は を使うことです。
を代入すると、
したがって、円周の正確な値は cm です。
問題で小数の近似値が必要なら、 を使います。
したがって、円周は約 cm です。円周は長さなので、単位はセンチメートルのままです。
半径の式でも結果を確かめられます。 cm なので、
どちらの方法でも同じ答えになり、式の立て方が正しいことを確認できます。
円周を求めるときによくある間違い
- 直径をそのまま に入れてしまい、先に半径に直さない。
- 円周と面積を混同する。面積は を使い、別の問いに答えるものです。
- 単位を書かない。直径がセンチメートルなら、円周もセンチメートルです。
- 正確な値を を使って答える問題なのに、途中で早く丸めてしまう。
円周を使う場面
円周は、円いもののまわりの長さが必要なときに出てきます。たとえば、車輪が進む距離、円形の庭を囲うフェンスの長さ、円や弧に関する図形の問題などです。
また、円全体ではなく一部だけの長さを考える弧の長さのような、関連する考え方にもつながります。
答えが妥当かをすばやく確認する方法
半径が2倍になれば、円周も2倍になるはずです。もし答えがそのように変化しないなら、半径と直径を取り違えたか、まちがって面積の公式を使った可能性があります。
似た問題に挑戦してみよう
今度は半径 m の場合で自分でやってみましょう。まず を使い、そのあと直径に直して でも確かめます。両方の答えが一致すれば、公式を正しく使えています。